deegreeクイックスタート¶
deegree は、空間データインフラストラクチャと地理空間Webのためのオープンソースソフトウェアです。deegree は、他のクライアントが表示するマップ(およびベクタデータ)を提供するJavaアプリケーションです。
利用可能なコンポーネント:
Webサービス: WFS、WMS、WMTS、CSW、WPS
deegree3 は、deegree Javaフレームワークの新世代であり、GISアプリケーションとOGCサービス実装のためのものです。Webベースの地理空間データインフラストラクチャ(GDI)の構築に使用できます。
deegree3 webサービスを開始¶
メニューを選択します。アプリケーションの起動にはしばらく時間がかかります。
Firefoxは deegree3サービス コンソール を開きます。(ブラウザで http://localhost:8033)を選択して手動で開くこともできます。これは、 deegree ワークスペース の設定ファイルを編集するためのシンプルなWebベースのGUIです。
ワークスペースを読み込む¶
deegree3 はすべての deegree3 ベースのウェブサービスに準拠した設定を使用しています。これらの設定はワークスペースに保存されています。
含まれているすぐに使用できるワークスペースを管理するには、左側の 'workspaces' をクリックします。実行中の deegree インスタンスのワークスペース管理が表示されます。現在アクティブなワークスペース(一度に1つしかアクティブにできない)、非アクティブなローカルで利用可能なワークスペース、およびインターネット接続がある場合にインポートできる公式のワークスペースを確認できます。
deegree-workspace-utah-light の Start を押します。
デモ用ワークスペースには、ユタ州のデータを元にしたWebマッピングのセットアップが含まれています。ベクターレイヤーと様々なレンダースタイルからなるWMS設定 (1.3.0と1.1.1)が含まれています。さらに、シェイプファイル形式の生のベクターデータにGML形式でアクセスできるWFS (2.0.0, 1.1.0, 1.0.0)が構成されています。
ちなみに
ラスターデータを含む追加設定例については、ワークスペース管理からワークスペース deegree-workspace-utah をインポートすることができます(インターネット接続が必要です)
マップビュー¶
'see layers' をクリックして、簡単なマップクライアントを開きます。このサービスは、データとベースマップ(OpenStreetMap)を視覚化するように設定されています。
右側の + をクリックすると、レイヤツリーが開き、利用可能なすべてのレイヤが表示されます。deegree WMSが提供する様々なレイヤーをここで有効にすることができます。
ちなみに
マップクライアントは、 OpenLayers に基づいています。マウスの左ボタンを押したままマップを移動し、マップをドラッグできます。ズームは、マウスホイールまたは左側のナビゲーション要素を使用して可能です。
次のステップは何?¶
これはdeegree3の機能を簡単に紹介したものです。詳細については、デモインストールとdeegree Webサイトを参照してください。
deegree Webサイト - こちらで利用可能: https://www.deegree.org
deegree ドキュメント - こちらで利用可能: https://www.deegree.org/documentation/
deegree docker イメージ - こちらで利用可能: https://hub.docker.com/r/deegree/deegree3-docker/