OpenStreetMap¶
地図データ¶
OpenStreetMapは、世界のクラウドソースによる地図で、利用可能なローカルスケールでの地図データうち最も詳細なソースの一つになりました。ソースの地図データは、Wikipediaの百科事典の維持と同様のプロセスで、世界中の数千人のボランティアによって作成・維持されています。
OSMを最も目にする光景は、 https://www.openstreetmap.org のオンライン上でのウェブタイルによるインタフェースです。しかしマップは、 QGIS や OpenLayers, ArcGIS および 専用の OSM アプリケーションなどの、多くのアプリケーションで閲覧、インポート、編集が可能です。
プロジェクトの中心はデータの基礎になることで、すべての人がカスタム描画された地図の編集、閲覧、作成が可能となるようオープンに保たれています。基本的にOSMの焦点はデータにあり、リッチな地図は、これから単純に溢れたものとなります。
OSGeoLive のディストリビューションには、いくつかのアプリケーションで例に使用されているOSMデータの都市サイズに抽出されたデータが含まれています。
主要機能¶
ベクタフィーチャは、名前と他の属性によってタグ付けされます
データのローカルなサブセットを抽出します
データは、緯度・経度 WGS84 のノード、ノードの文字列、そしてポイント・ポリライン・エリアカバレッジを可能にするメタフィーチャとして格納されています
他のソースよりもはるかに詳しい豊富な属性タグ
ローカルな知識の地球規模のリポジトリ
OSGeo-Liveにはいっているデータセット¶
feature_city.osm.bz2: 大都市エリアの大きなし切りだしデータで、XMLファイルをBZip2で圧縮したものです。
feature_city_CBD.osm.bz2: 大都市の中心業務地区(CBD)をカバーするサブセット
feature_city_poi.db: 上記の大都市OSMデータから、POIノードのデータをSqlite DBに格納したもの。パブや居酒屋、ガソリンスタンド、レストランやスーパーマーケットなどが含まれています。
対象都市名を参照するファイルには、上記のファイルと同じデータが含まれています。クイックスタートと概要では一般的なファイル名を使用するため、新しいリリースごとに都市の例を変更できます。
OSM機能の都市データは、osm2pgsqlツールを使用して "osm_local" という名前のPostGISデータベースにインポートされています。このデータベースに使用される空間参照システムは、WGS84データム(EPSGコード4326)を使用した緯度-経度順であり、必要に応じて、Spherical-Mercatorなどの他の空間参照システム(SRS)に再投影できます。小さなCBD抽出物は、 "pgrouting" と呼ばれる別のPostGISデータベースにロードされます。
詳細¶
Webサイト: https://www.openstreetmap.org/
ライセンス: Open Data Commons Open Database License (ODbL)
データバージョン: Live database extract
データフォーマット: XML
空間参照系: 緯度経度 WGS84