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EOxServer クイックスタート

EOxServerは、大規模な地球観測(EO)データアーカイブとメタデータをオープン標準で提供するサーバです。これは、Python、MapServer、 Django/GeoDjango、GDALPROJSpatiaLite または PostGIS データベースを含むソフトウェアのオープンソーススタック上に構築されています。

このクイックスタートでは、次の方法について説明します:

  • Web Clientを使用して、EOデータをビュー、フィルタリング、サブセット、ダウンロード

  • 管理クライアントを使用してEOデータアーカイブを検査

EoxServerを起動

メニューから Geospatial ‣ Web Services ‣ EOxServer を選択します。これによりブラウザが起動し、 http://localhost/eoxserver/ で利用可能なデモインスタンスが表示されます

EOxServer デモ開始

Web Clientの操作

Web Client リンクをクリックして、統合されたEOxServerクライアントを開きます。

このクライアントでは、EOxServerインスタンスの内容を表示できます。デモインスタンスはENVISAT MERISのシーンで構成されています。

EOxServer Web Clientのメインビュー

クライアントは、マップ・ビューと、主要な相互作用を含むウィジェットで構成されています。主な領域は、クライアントのマップウィジェットで、一連のデータセットがすでに表示されています。下部にはタイムスライダウィジェットが表示され、時間次元のコンテンツを表示できます。

EOxServerデモ組込みクライアントの概要

[レイヤ選択]ウィジェットを展開するには、左上の歯車をクリックします。このウィジェットでは、レイヤの表示/非表示を切り替えたり、レイヤのレンダリングを設定したりできます。また、通りのオーバーレイを表示または非表示にしたり、背景のレイヤを選択したりすることもできます。このウィジェットの[フィルタ]タブでは、さまざまな空間値と時間値を照会できます。

EOxServerデモ組込みクライアントの概要

マップと同様に、現在表示されている注視点をズームおよびパンしたり、赤い点を含む領域を描画して注視点を選択したりできます。点の上にカーソルを置くと、データセットIDを表示することもできます。点をクリックすると、マップは自動的にデータセットの範囲にズームします。

EOxServerデモ組込みクライアントの概要

空間フィルタを有効にすると、マップ上に境界ボックス、ポリゴン、または点を直接描画できます。描画された地物は、ダウンロードツール内のクエリーに使用されます。

EOxServerデモ組込みクライアントの概要

検索結果ウィジェットの結果上にマウスポインタを置き、右上のアイコンをクリックすると、選択した結果で利用可能なサービスとメタデータの詳細情報を取得できます。

EOxServerデモ組込みクライアントの概要

ダウンロードツールが有効になると、サーバーへのクエリーが送信されます。このクエリには、選択された対象の時刻と境界ボックスが含まれています。結果はダウンロードウィジェットに表示され、ダウンロードするフォーマット、投影、データセットを選択できます。

これは、EOxServer Web Clientの簡単な説明です。このトピックの詳細については オンラインドキュメント を参照してください。

管理クライアントとの連携

EOxServerのメインページで Admin Client リンクをクリックし、ユーザ admin とパスワード admin でログインします。

EOxServerデモの管理クライアントログイン

Admin Client はDjangos標準の管理者であり、利用可能なデータを設定できます。クライアントを自由にご覧ください。より詳しい情報は 操作ガイド に記載されています。

EOxServerデモの管理クライアント起動

たとえば、デフォルトでロードされているコレクションを検査するには、 "コレクション" リンクをクリックし、 "MER_FRS_1P_RGB_reduced" リンクをクリックします。

EOxServerデモの管理クライアントデータセットシリーズ

"Coverages" リンクをクリックすると、カバレッジをプレビューできます。

EOxServerデモの管理クライアントデータセットシリーズ管理

What next?

これは簡単なデモですが、EOxServerでできることはたくさんあります。プロジェクトのWebサイトには、はじめての人に役立つ資材がたくさん用意されています。次にチェックすべきリソースはこちらです: